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【予算別】中古フルサイズカメラのおすすめはこれ|5万・10万・15万円で失敗しない選び方

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目次

はじめに

新品のフルサイズは高い。
でも、だからといって安い中古をなんとなく選ぶと、「思ったより古い」「レンズ代が高い」「買ったあとに不安が残る」といった失敗が起きやすいです。

そこでこの記事では、中古フルサイズを5万円前後・10万円前後・15万円前後の3つに分けて、初心者でも比較しやすい形で整理しました。
価格の目安は、2026年3月10日時点で国内大手中古店に出ている中古相場をもとにしています。
ざっくり言うと、5万円前後は一眼レフ中心、10万円前後は一番迷いやすい本命帯、15万円前後は将来性まで見て選びやすい価格帯です。
細かい比較は、このあと機種ごとに見ていきます。

結論からいうと、5万円前後ならEOS 6DかNikon D610、10万円前後ならNikon D750かEOS RP、15万円前後ならNikon Z5・EOS R・Sony α7 IIIがまず比較候補です。
ただし、安さを優先するなら一眼レフ、今後レンズを増やしたり買い替えたりしながら長く使いたいならミラーレスの方が選びやすいです。

迷ったらこの3台

  • とにかく安く始めたい → EOS 6D
  • 10万円前後で失敗しにくい万能機がほしい → Nikon D750
  • 今後も長く使いやすい1台がほしい → Nikon Z5

先に比較表|5万・10万・15万円で選ぶならこの機種

予算帯まず見るべき本命向いている人別候補を見た方がいい人
5万円前後EOS 6D / D610とにかく安くフルサイズを始めたい人動画や最新AFを重視する人
10万円前後D750 / EOS RP失敗しにくい1台を探している人もっと新しい設計や将来性を重視する人
15万円前後Z5 / EOS R / α7 III長く使える中古フルサイズがほしい人とにかく最安で始めたい人

この表の見方はシンプルです。
低予算でコスパを取りにいくなら一眼レフ寄り、これからも使いやすい1台を買うならミラーレス寄りと考えると、大きく外しにくくなります。

中古フルサイズは本当にお得?メリットと注意点

中古フルサイズの魅力は、新品では手が届きにくいセンサーサイズを、現実的な予算で始められることです。
ボケの出しやすさ、暗い場所での粘り、広角の使いやすさは、いまでもフルサイズらしい強みです。

一方で、気をつけたいのは「ボディが安い=総額も安い」とは限らないことです。
特にミラーレスはボディがこなれていても、レンズまで含めると予算が一気に上がることがあります。逆に一眼レフは、ボディもレンズも中古で探しやすく、最初の一式を組みやすいのが強みです。

また、中古は新品と違って個体差があります。
見た目がきれいでも、バッテリーが弱っていたり、センサーにゴミが多かったり、付属品が足りなかったりすることがあります。初心者ほど、最安値だけを見るよりも、状態表記と保証のある購入先を重視した方が失敗しにくいです。マップカメラは中古品最長1年保証、フジヤカメラは11,000円以上の対象商品に6か月保証と14日以内の初期不良返品対応を案内しています。

5万円前後で買うなら|EOS 6DかD610が本命

5万円前後は、無理に古いミラーレスを狙うより、フルサイズ一眼レフを選んだ方が納得しやすい価格帯です。
この予算だと、ミラーレスはAFやバッテリー、操作感に古さを感じやすい一方で、一眼レフは写真用としての作りが安定している機種が多いからです。

Canon EOS 6D

EOS 6Dは、約2020万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したEFマウント機で、キヤノンも「軽量で小型なデジタル一眼レフ」と位置づけています。中古掲載例では約4.2万円の個体が出ており、5万円以下でフルサイズに入れる代表格です。連続撮影は最高約4.5コマ/秒なので、スポーツや本格的な動体向けというより、風景、スナップ、ポートレート、旅行用途で魅力が出やすい1台です。

EOS 6Dが向いているのは、できるだけ予算を抑えつつ、フルサイズらしい画質を味わいたい人です。
特に「まずは写真を楽しみたい」「動画はそこまで重視しない」「EFレンズも含めて安く揃えたい」という人にはかなり相性がいいです。

逆に向かないのは、最新のAF性能や連写性能を期待する人です。
古さはありますし、この記事の本音としても、EOS 6Dは「今でも良いカメラ」ではあるものの、「なんでもできるカメラ」ではありません。安く始めたい人向けの本命、と割り切って選ぶと満足しやすいです。

Nikon D610

D610は、約2426万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したFマウントの一眼レフで、SDカードのダブルスロットと最高約6コマ/秒の連続撮影を備えています。中古掲載例では約5.4万円台の個体があり、EOS 6Dより少し高めでも、画素数と堅実さで選ばれやすいモデルです。

D610が向いているのは、安さだけでなく、少しでもバランスの良さを取りたい人です。
「写真メインで使う」「記録の安心感もほしい」「キヤノンよりニコンの色や操作感が合う」という人は、5万円帯ではかなり有力です。

向かないのは、軽快なミラーレス感覚を求める人です。
また、背面モニターや動画面で古さはあります。だからこそD610は、「安くてもしっかり撮れる写真機」として見るとハマります。

5万円前後の結論

5万円前後で迷ったら、とにかく安く始めるならEOS 6D、少しでも堅実さを取りたいならD610で考えるのがわかりやすいです。
この価格帯では、最新感を追うより「写真をちゃんと楽しめるか」で決めた方が失敗しません。

10万円前後は一番迷う|D750とEOS RPの選び分け

Nikon D750

D750は、約2432万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、最高約6.5コマ/秒の連写に対応したFマウント機です。中古掲載例では約9.3〜9.7万円前後が見え、今でも「10万円前後で写真をしっかり撮りたい人」の有力候補です。

D750の良さは、静止画用としてのバランスの良さです。
画質、操作性、連写、ボディの完成度のバランスがよく、「中古で買っても、まだ十分戦える」と感じやすい1台です。10万円帯で「最初から大きく外したくない」と考える人にはかなり強い候補です。

ただし、D750を中古で買うなら注意点もあります。ニコンはD750の一部生産分について、フレアやシャッター動作に関するサービス対応を案内しており、対象製品かどうかの確認方法も公開しています。中古で検討するなら、製品番号の確認ができる個体か、保証つきの店かを優先した方が安心です。

Canon EOS RP

EOS RPは、約2620万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したRFマウント機で、マウントアダプター経由でEFレンズも使用できます。キヤノン公式ではバッテリー・カード込みで約485gの軽量ボディを案内しており、中古掲載例でも約9.2万円前後が見えるため、10万円前後でフルサイズミラーレスに入りたい人に非常にわかりやすい選択肢です。連続撮影は最高約5.0コマ/秒です。

EOS RPが向いているのは、キヤノンでミラーレスを始めたい人、軽さを重視したい人、将来RF系に進みたい人です。
「一眼レフは大きく感じる」「持ち出しやすい方がいい」「EFレンズも使い回せると嬉しい」という人にはかなり相性がいいです。

ただし、EOS RPは万能機ではありません。
10万円帯で“最強の性能”を買うというより、フルサイズミラーレスを始めやすいことに価値があるカメラです。動体をガンガン撮る人や、より新しい設計を強く求める人は、予算を15万円帯まで広げた方が満足しやすいです。

10万円前後の結論

10万円前後は、こう考えると選びやすいです。

  • 写真メインで失敗しにくい一台がほしい → D750
  • 軽さと将来のミラーレス移行を重視したい → EOS RP

この2台で迷う読者は多いですが、実際は「一眼レフの完成度を取るか」「ミラーレスの始めやすさを取るか」の違いです。

15万円前後なら将来性まで見て選ぶ

15万円前後になると、「安い中古を買う」よりも、今後も使いやすい中古フルサイズを選ぶという考え方に変わってきます。
この価格帯は、1台を長く使いたい人に向いています。

Nikon Z5

Z5は、約2432万画素のフルサイズセンサーを搭載したZマウント機で、ボディ内5軸手ブレ補正とSDカードのダブルスロットを備えています。中古掲載例では約11.4〜12.0万円前後で見つかり、15万円予算なら最有力候補に入ります。FマウントレンズもFTZ系アダプター経由で使えます。

Z5の良さは、派手ではないけれど弱点が少ないことです。
ボディ内補正、ダブルスロット、今後のZマウント展開まで含めて、初心者にも中級者にも勧めやすいです。「今から中古フルサイズを買うなら、なるべく長く使えるものがいい」という人にかなり向いています。

Canon EOS R

EOS Rは、約3030万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載したRFマウント機で、専用アダプター経由でEFレンズも使えます。中古掲載例では約11.8万円前後の個体があり、15万円予算なら十分射程圏です。

EOS Rが向いているのは、キヤノンで少し解像感もほしい人、EF資産を活かしつつRFへ移りたい人です。
EOS RPより一段上の満足感がほしいけれど、R6系まで予算を上げたくない人にハマりやすい立ち位置です。

Sony α7 III

α7 IIIは、35mmフルサイズの裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、最高約10コマ/秒の連写と5.0段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正を備えたEマウント機です。中古掲載例では約15.7万円前後で、今回のテーマでは「15万円帯の万能型」として最もわかりやすい候補です。

α7 IIIが向いているのは、静止画も動体もある程度こなしたい人、ソニーEマウントで広く展開したい人です。
中古でも人気が高い理由は、性能のバランスがかなり良いからです。迷ったときに「大きく外しにくい1台」という意味では、この価格帯でもかなり強いです。

一方で、ソニーはレンズまで含めた総額で考えたいところがあります。
ボディだけで判断すると予算オーバーになりやすいので、最初に買うレンズまで含めて総額で考えるのがおすすめです。

α7Cはどうか

α7CもフルサイズEマウント機で、中古掲載例では約15.2〜16.2万円前後が見えます。コンパクトさを優先したい人には魅力がありますが、今回の記事では万人向けの本命というより、軽さ重視の条件付き候補として置くのが自然です。

15万円前後の結論

  • 安心感と将来性のバランス → Z5
  • キヤノンで高画素寄りに行きたい → EOS R
  • 万能性を重視したい → α7 III
  • 小型軽量を優先したい → α7Cも候補

この価格帯は、何を重視するかで選ぶ機種が変わります。安心感ならZ5、万能性ならα7 III、小型軽量ならα7Cが候補です。

失敗しやすい選び方

中古フルサイズで失敗する人は、だいたい次のどれかに当てはまります。

ボディ価格だけで決める

安いボディを買っても、レンズやバッテリー、カード、保護用品まで揃えると予算オーバーになることがあります。
特に初心者は、ボディ単体価格ではなく、最初の一式の総額で考えた方が失敗しにくいです。

5万円帯で無理にミラーレスを狙う

「古いミラーレスの方が新しそう」という印象で選ぶと、結果的に満足度が下がることがあります。
5万円前後は、素直にEOS 6DやD610のような一眼レフに行った方が、写真用としては納得しやすいです。
※基本的にミラーレスの方が価格が高い傾向があります。

将来のレンズを考えずにマウントを決める

中古フルサイズは、ボディよりその後に何を足すかが重要です。
旅行、子ども、ポートレート、風景で、欲しいレンズはかなり変わります。
最初の一本で迷うなら、まずは標準ズームから考えると失敗しにくいです。

保証なし最安だけで選ぶ

初心者が一番やりがちなのがこれです。
中古は当たり外れがあるので、最安値に飛びつくより、状態表記・付属品・保証を優先した方が長期的には得です。

中古で買う前に確認したいポイント

確認項目見るべきポイント判断のコツ
シャッター回数開示の有無非開示でも保証が厚ければ候補になる
センサー状態ゴミ、傷、写りへの影響説明文に具体性があるかを見る
バッテリー劣化、付属本数弱っていると追加コストが出る
充電器・付属品純正の有無欠品が多いと割高になりやすい
外装角の打痕、端子まわり擦れより機能への影響を優先
保証期間と条件初心者ほど保証ありを優先

中古で大事なのは、見た目の小キズよりも、撮影に関わる部分に不安がないかです。
センサー、シャッター、バッテリー、マウントまわり、カードスロット、端子類。このあたりに不安がある個体は避けた方が無難です。

また、D750のように個体確認が重要な機種もあります。
「人気機種だから大丈夫」ではなく、人気機種ほど個体差の見極めが大事と考えておくと失敗が減ります。

どんな人は買うべきで、どんな人は買わない方がいいか

中古フルサイズを買うべき人

  • 新品のフルサイズは予算的に厳しい
  • スマホやAPS-Cから一段上の画質を体感したい
  • 動画より写真メインで使う
  • 多少古くても、コスパ重視で納得して選べる

まだ買わない方がいい人

  • 動画性能を最優先したい
  • とにかく軽くて小さい機材だけが正義
  • 最新AFで被写体追従を強く求める
  • ボディのあとに必要なものまで含めて予算を組めていない

向き不向きを先に整理しておくと、買ったあとに「思っていたのと違った」となりにくいです。

ボディを買ったあとに、次に考えたいこと

中古フルサイズは、買って終わりではありません。
むしろ本番はそのあとで、最初の一本のレンズ撮ったあとの扱い方で満足度がかなり変わります。

標準ズームが決まると、実際に使い始めやすくなります。
そして撮影後に「もっときれいに仕上げたい」と感じた読者は、RAW現像の導線が自然です。

よくある質問

中古フルサイズは初心者でも買って大丈夫ですか?

大丈夫です。
ただし、最安値だけで選ぶのではなく、保証と状態表記を見て買うことが前提です。

5万円前後なら一眼レフとミラーレスのどちらがいいですか?

5万円前後なら、一眼レフの方が満足しやすいです。
この価格帯は、EOS 6DやD610のような定番機の方が、写真用として完成度が高いからです。

10万円前後で、買ったあとに後悔しにくいのはどれですか?

写真をしっかり撮りたいならD750、軽さやミラーレス移行を重視するならEOS RPです。
どちらも方向性がはっきりしているので、「思っていた用途と違った」となりにくい2台です。

シャッター回数はどこまで気にするべきですか?

気にした方がいいですが、それだけで決めなくて大丈夫です。
シャッター回数が少なくても、保管状態や付属品の欠品で満足度が下がることがあります。

保証なしはやめた方がいいですか?

初心者なら、基本的には保証ありを優先した方が安心です。
中古保証のある店舗は、購入後の不安がかなり減ります。

15万円前後ならAPS-C新品より中古フルサイズを選ぶべきですか?

写真メインでフルサイズの表現を求めるなら、中古フルサイズはかなり有力です。
ただし、動画や軽さを重視するなら新品APS-Cの方が合うこともあります。

最初の一本はどんなレンズがいいですか?

まずは標準ズームが無難です。
広角から中望遠まで一通り試せるので、自分がどの焦点距離をよく使うかが見えてきます。

まとめ|迷ったらこの選び方でOK

中古フルサイズは、やみくもに探すと迷います。
でも、予算帯と目的を分ければ、かなり選びやすくなります。

  • 5万円前後で安く始めたいなら、EOS 6DかD610
  • 10万円前後で失敗しにくい本命を探すなら、D750かEOS RP
  • 15万円前後で将来性まで見て選ぶなら、Z5・EOS R・α7 III

大事なのは、安いものを買うことではなく、自分に合うものを無理なく買うことです。
特に中古は、ボディ単体価格だけでなく、レンズ、状態、保証、購入後の使い道まで含めて考えると失敗しにくくなります。

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この記事を書いた人

風景写真の人。ゲームとバレーボールも好き。

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